前にお知らせしましたが、小鳥の卵が石だらけの農地に産み付けられていました。
その後、集めた石を撤去する作業が行われました。運搬車で走り回って、石の入った肥料袋を集める作業だったので、卵はおそらく踏むつぶされるだろうと覚悟していました。
昨日、卵の場所に行ってみると、案の定、殻が粉々になって散らばっていました。でも濡れた様子がなく、卵の中身があったようには見えないので、ちょっと変だな、とは思いました。
かわいそうに、でもこれが彼らの運命だったのだな、と思いながらたい肥散布作業を行っていました(マニュアスプレッダーというたい肥散布用の機械を使います)。
そしたら、コチドリの親鳥が何か負傷でもしたような様子で地面をばたついて動いています。「これは!」と思っているとマニュアスプレッダーの前を小さな小鳥がよちよちと横切っていくではありませんか。
よく見るともう一羽いて、首の回りがふわふわの羽毛で襟巻のようになっています。
彼らはこの過酷な条件の中で、孵化し、命をつないでいたのです!深く感動したのでした。
この中に写っているのですが、ほとんど小石と見分けがつきません。 |
これならわかりますか?クローバーのこちらにいますね。 |